08/11/4昇降口、階段。
狭いですよ。やっぱり船なんですよね。
階段の上下は気をつけなくてはいけない。
下るときには、若者は弱い人より先に降りるのが礼儀．．．と気がついたのは、お年寄りに先を譲ったあとだった。ﾅﾝﾃｺｯﾀｲｗ
下に前甲板の写真をあげて、この見学記は終わりにします。
写真の中央にあるのは、予備錨（シート・アンカー）。予備と言っても、主錨より小さい訳じゃありませんけどね。
見学の人がたくさんいました。良い休日でしたよ。
08/11/1この部屋で、面白いものを発見しました。
テーブルは固定されていますが、椅子にも工夫があるのです。定位置で固定できるよう床に穴が開いているのですよ。
金色に光っているのが床の穴。
そこにあわせて椅子の脚に突起が付いています。ダボ継ぎのようなものですね。
これで、荒天下でもずれない訳です。なるほど、高速帆船らしい工夫ですねぇ。
右の写真ですが、右上は固定用穴ですが、左下は椅子がいつも同じ位置に固定されているので、くぼみが出来ていました。写真を見直したら、偶然このくぼみが見えたのでこれも一緒に。
いや、ただそれだけ。(笑)
「えー、ホセさんの言われるには、この肖像はアルゼンチン海軍の父と呼ばれた～提督だそうです」
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| クリスティーナ・キルチネル 1953/2/19- Cristina Fernández de Kirchner 弁護士、政治家、上院議員。前大統領ネストル・キルチネルの妻。 2003/5/25 – 2007/12/10 アルゼンチン共和国ファースト・レディー。 2007/12/10より、第55代アルゼンチン共和国大統領。 |
と、Ｑたろーさんに通訳してもらっているところです。
（～提督に関しましては、H猊下の情報により推定できました）
なぜＱたろーさんにモザイクが入って、ホセさんが素顔であるかについては、単なる性差別と思ってください。女性の人権の方が常に価値が高いのです。アーメン。(笑)
で、ホセさんの後に女性の写真がありますよね。トーシロのミーハーおじさんたちは、陰であれは誰だろうとごちゃごちゃ内緒話。(笑)
意を決して、あの方は誰なんでしょうと聞いてみましたら、
「あれは我々の大統領です！ とホセさんが言っています」
とのこと。 ．．．あじゃあ。
なんとまぁ．．． 不勉強はよくないなぁ。
失礼な聞き方をしなかっただろうか？ 国際問題にならなかっただろうか？
(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
あ、ちなみに気がついた。サンファンバウティスタ号（San Juan Bautista）からちょっと考えれば、「Juan」を「ファン」と読むことに気づかなくてはいけなかったのに。
H猊下、無学もので失礼しました。 ＿|￣|O がっかり
艦長公室の奥に、旗と写真が飾られています。旗は、今回の公開で寄港する国々の国旗です。
その後にいる肖像は、アルゼンチン海軍の父であった人なのだそうな。名前は正確に聞き漏らしましたが、どなたなのでしょうか。残念ながら、このあたりの歴史は詳しくないのでわかりません。
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| PRESENTED TO CAPTAIN JUAN IGLESIAS COMMANDING OFFＩCER A.R.A LIBERTAD ARGENTINE NAVY BY COMMANDER YOSHIHIRO GOKA COMMANDING OFFICER JS HATSUYUKI JAPAN MARITIME SELF-DEFENSE FORCE 5th AUG 2008 |
不勉強はよくないなぁ。
下の盾は、今回日本に寄港した記念の盾だそうです。横浜港、自衛隊護衛艦の艦長などから送られていますね。
左から二番目、カブトの浮き彫りがある盾の文字を拡大してみました。
文字からテキストを起こしてみましたが、これでいいのかな？
練習帆船リベルタ艦長はジュアン・イグレシアス（？）大佐で、護衛艦「はつゆき」艦長は．．．
なんと呼べば良いんだ？
護衛艦「はつゆき」の艦長（COMMANDING OFFＩCER）は、伍賀祥裕（ごか・よしひろ）二等海佐（つまり、海軍中佐）だと言うことです。情報多謝。
また、「アルゼンチン海軍の父」とは、Guillermo Brown（1777/6/22-1857/3/3）ではないか、とのこと。いただいた情報より、肖像画を上げてみます。（左に追加）
また、この肖像画像からWikiへのリンクを張っておきます。（スペイン語はわかりませんのでパス！ｗ）
↑クリックすると拡大写真へ
08/10/11ここは艦長公室です。→
正式な会談や晩餐会ができる設備があります。豪華です。
「Boston Teapot Trophy」という練習帆船のレースがあります。1964年にアメリカで始まったそうです。このリベルタ号は、何度もそのレースに優勝する栄誉に輝いて言います。快足帆船なのですねぇ。
←これは1966年に第4回優勝を果たしたときの記念プレート らしい。
らしいってのは、スペイン語がわからないんですモン。しくしく。
viaje de instrucción
って言葉は、なんだろう？
instruction of boyage
つまり「航海任務」ってことだろうか？
とすると、4回目のレース参加で優勝したんだよ、ということなのかな？
なんだか暗号を解読しているようで、ちょっと楽しかったりします。
どなたか、解読してみませんか？ (,⌒-⌒) v
艦長公室（と艦長私室）の前の通路に、こんなりっぱな勲章（？）が置いてありました。
説明を聞いたんですが、メモを取っていなかったので忘れました（おい）。
この上に説明の言葉がありまして、写真に撮ったんですが、スペイン語はぼくにとってまったくのギリシャ語(笑)ですので、わかりません。テキストに起こしましたので、誰か解読を
お願いします。（人任せｗ）そういえば、5月28日は日本の海軍記念日ですよね。
El Comodoro del Yacht Club Argentino Doa Federico G. Leloir, entrega la bandera de guerro ol Comondante de la Fragata A.R.A. “Libertad”, Capitan de Fragata Don Horacio A. Ferrari, el 28 de mayo de 1963.
横にこんな模型もありました。本気で作っているねぇ。流石！
甲板の下、休憩室（上）と食堂（下）です。なかなか豪華ですよ。おそらくは士官用、あるいは准士官以上の区画だと思いますが、説明されたはずなんですが忘れました。わが記憶力は素敵です。（くすくす）
今回幸運にも海と帆船の同好会「Salty Friend」の案内ツアーに参加させていただきました。おかげで普通は見ることができない艦内の各セクションを見学することができました。感謝です。
赤いTシャツの爽やかお姉さんは、Salty FriendのQたろーさん。今回の見学のガイド役と通訳をしていただきました。
案内は、サングラスの精悍な士官、総務・広報担当の「ホセ」さん。娑婆(笑)では弁護士をされているとか。
アルゼンチンはスペイン語ですよね。英語の又イトコぐらいになる言葉なのですが、札幌稚内。
（前世紀の親父ギャグでごめんなさい）
08/9/6これがリベルタのフィギュア・ヘッド。
「自由 LIBERTAD」の女神なのだそうです。おそらくもっといわれがあるんじゃないかと思いますが、不勉強でよくわかりません。残念。
下の写真は、入り口から見た舷門。
「FREGATA ARA LIBERTAD」とは、「アルゼンチン海軍帆船リベルタ」と言う意味。
アルゼンチンでは、「FREGATA」とはフリゲート艦の意味ではなく、帆船一般を指す言葉なのだそうな。
言葉って不思議です。
見学開始は8/10の14時とのことでしたが、用心のため約一時間早く行ってみました。その時ももう、このくらいは集まっていましたよ。宣伝がよかったんでしょうか。
ところが15分前ぐらいになると、こんなに並んでいるのです。この時点で100メートル越えていたんじゃないかな。
そこからカメラを右へ振ります。ゲート前にこんなに集合していました。
むこうにリベルタが見えますね。→
右下に看板画像がありますが、8/10に横浜にふらふらと行って参りました。みなとみらい線の「馬車道」駅から北東へとことこと10分ほど歩いた先、右手に「赤レンガ倉庫が見えます。
正面を見ると海上保安庁横の桟橋方向に、三本マスト。
お目当てのアルゼンチン海軍
練習帆船「リベルタ」に違いありません。近寄ってみると、ますますはっきりします。大きいですね。
場所はここ →
2008年8月10日(日)に、帆船の見学に行ってきました。
アルゼンチン（República Argentina, Argentine Republic）海軍練習帆船「リベルタ ARA Libertad」です。
場所は横浜港新港埠頭５号岸壁（赤レンガ倉庫横）。
あ、ARA とは、
“Armada de Republica Argentina”
の略で、「アルゼンチン共和国海軍」のことですよん。
要目
アルゼンチン海軍練習帆船「リベルタ」
帆装形式：3本マスト フルリグドシップ
全長：104m 全幅：14.3m マスト高さ：44.96m
喫水：6.60m 総トン数：3765トン
動力：ディーゼルエンジン 1200馬力×2
定員：300人（乗組員：150人 訓練生/乗客：150人）
起工：1953年 進水：1962年 就役：1963年
右：真っ正面から撮ったショット。かっこいいなぁ。
