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管理番号 | 書 名 | メ モ | |
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A042-001 | グリムスペース | ジェットコースターのような宇宙活劇(フム) |
Ver. 3.04 |
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管理番号:A042-001 | 12 新スペースオペラ | 出版社:早川書房 |
書名:グリムスペース | ISBN978-4-15-011808-2 C0197 | ||||||||
原題:Grimspace(2008) | 翻訳者:幹 遙子 | ||||||||
ハヤカワ文庫SF1808 ア9-1 6861 | 価格:940Yen | ページ数:464P | 本のサイズ:文庫 | ||||||
初版発行:2011/5/15 | 購入:2012/6/9 | Cover Illustration:前嶋重機 Cover Design:岩郷重力+WONDER WORKZ |
この本には、ちょっと苦い記憶があります。まず購入時、立ち読みであまり良い印象はなかったので、買ったのは結局刊行後に1年経ってから。そして読み始めて8割ほど読んだところで、放置していました。そのままなんと6年近く、本棚の目につくところにあったのです。 そういう本は他にも意外にありますので、多くはないが珍しくもないのです。まァ月に10〜20冊読んでいるから、こんなものもあって不思議じゃないかな。 で、なんで挫折したのか、読み終えられたら考えようかな、と。 主人公はシランサ・ジャックス。J遺伝子を持つため、宇宙を「跳ぶ(ジャンプ)」ことができるジャンパー。相棒でパートナーであったパイロットのカイを失って心が空っぽになった状態で登場します。まァ設定上なのですが、パイロットとジャンパーはペアになって宇宙船を跳ばすので、完全に息の合ったペアだと片方を不慮の事故で失ったりすると抜け殻同然になってしまう。 そんなあたし、シランサ・ジャックスを死にかけの状態から引っ張り出したのがマーチという男。どうもいささか非合法的なものらしい彼の船に乗ってあたしは幽閉状態だったステーションから脱出します。 それから始まるのが、この世界の大宇宙を駆け巡り、最初は話しもしたくなかった仲間たちとの絆を堅固にして、恐るべき陰謀を暴いた大冒険。見事な結末になった、と思う。 面白い、と考えながら読み直した記憶はあります。しかし読み終えて三週間ほど経って記憶をさらってみると、ほとんどなにも残っていない。 だから、この本って面白かったかと問われればイエスと答えます。内容はと聞かれると、オリエンタルスマイルを浮かべて、読んでみなさい、と手渡します。 なるほど、そのへんに6年前に放置した原因があるのかも。 と言うわけで、すいません、これしか書けなかった。 (2018/4/7) 読書メーターの記録より 読了:2018/3/17 |