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管理番号 | 書 名 | メ モ | |
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S065-002 | グリフォンの卵 | SFの醍醐味とセンス・オブ・ワンダーにあふれた短編集 |
Ver. 2.12 |
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管理番号:S065-002 | 10 SF一般 | 出版社:早川書房 | |||||||
書名:グリフォンの卵 | ISBN4-15-011558-3 | ||||||||
原題:Griffins Egg AndOtherStories (2006) | ハヤカワ文庫SF1558 5831 ス11-2 | ||||||||
翻訳:小川隆・他 | 価格:\900 | ページ数:511P | 本のサイズ:文庫 | ||||||
初版発行:2006/4/30 | 購入:2006/4/30 | 表紙イラスト:瀬戸羽方 |
なるほどなぁ。これぞSFだ。新時代の。 ニュー・ウェーヴ現象とか、サイバーパンクが登場したときも同じように、新たなものを感じますね。 かっちりしたハードSFもあります。ファンタジーもあります。ひねったタイムトラベル・テーマもあり、終末テーマもあり。堅めなSFの領域をほぼきっちりとカバーしているのではないでしょうか。 短編集となると、細かいことは語れなくなりますが、2作目の「クロウ」が語りやすいかな。 「おれはトリックスターだぞ ─ 忘れたのか? おれはワイルドカード、予測不可能な要求、思いがけないハプニングなんだ。鞍の下に潜りこんだブヨなんだ。Oリングについた氷なんだ(チャレンジャー号の事故の原因になったスペースシャトルの部品)」 世界を股にかけ、引っかき回す存在に乾杯。 一番になれなくても、ヒーローではなくても、トリックスターはトリックスターです。面白い。 うーん、とはいってもね、趣味が広がった今は、どっぷり浸れないかな。ちょっと残念。 (06/9/22) |